石巻復興まちづくり情報交流館 牡鹿館
被災した石巻市牡鹿半島に建てる、地域の復興情報・観光情報・歴史などの展示とアーカイブ、そして住民と観光客に開かれた交流拠点である。街の復興事業が完了するまでの一時的な施設として計画された。そこで空調される部屋を出来るだけ小さくし、その周りにぐるりと開放的な半屋外空間をつくった。その外側には大きな農業用の簡易な透明建具を設け、例えば冬期は閉じて温室として、夏の祭事の時には大きく開き外部空間と一体的に利用をするなど、季節や天気や人の集り方に合わせて自由に開閉できるようにしている。この建具は開ける度に建物の外側に大きく飛び出し、外部にもまた新しく空間を生み出す。使い方によって建物全体が伸び縮みするような建築。
Ishinomaki Community & Info Center in Oshika
Location : Miyagi,Japan
Principle use : Community & Info Center
Client : Ishinomaki City
Design : Ohba Co., Ltd. + Mandai Architects
Structure Engineering : Jun Sato Structural Engineers
Facility design : EOS plus
Construction : AIKEN kougyou
Site area : 5363 sq.m
Building area : 138 sq.m
Total floor area : 129 sq.m
Structure : Steel