3組の建築家による「紙のかたち」をテーマにした作品の展覧会。「ねり紙」という紙を手で”ねる”ことで、形を自由につくることのできる、粘土のような紙の開発をした。細い針金を紙と一緒に漉き込むことで、弱い構造を持った紙をつくる。越前の手漉き和紙の職人に一枚一枚作成してもらっている。動きがそのままかたちを生み出し、記憶する紙である。「つつむ」「ひっぱる」「まるめる」「ふくらます」「にぎる」「ひねる」などねり紙に対する動作によって生まれる形をたくさん並べている。それが、建築の模型にみえるかもしれないし、ランプにみえるかもしれないし、洞窟にみえるかもしれないし、コップにみえるかもしれない。一枚の”ねり紙”からはじまる形の物語の展示である。
photo by shuuzou hosoya
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https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20171006.html
The Shape of Paper 2 Fuwafuwa, Gorogoro, Jiwajiwa
Location :TAKEO Mihoncho Honten
Principle use : exhibition
Design : Motosuke Mandai, Masashi Itaya (Mandai Architects)
Material : japanese paper / wire
Planning and direction : Takashi Nakasaki
Participating creators : Motosuke Mandai, Hideyuki Nakayama & Taichi Sunayama, Jun Inokuma
Graphics / Venue design : Akira Takubo
Organizer : TAKEO Co.,Ltd.
Cooperation : Graphic Creation Co., Ltd., Kiroku Sozai Sogo Kenkyusho Co., Ltd.,
Mimaki Engineering Co., Ltd., Shimizu Washi Co., Ltd.