無印良品のギャラリースペースで行われた、食の基本となる「だし」に焦点を当てた展覧会の会場構成。多種多様な「だし」、それぞれに対して小さなテーブルをつくって散在させる。テーブルはのせる素材の重さや重心に合わせて一つずつグラム・ミリ単位で設計した、直径2~3mmのカーボンの柱によってぎりぎり垂直を保つ構造になっている。人が歩き回り微かに空気が動くと、テーブルは小さく揺れ「だし」の香りがほのかに漂う。老若男女だれもが五感を使って空気を体感することで身体と空間の新しいコミュニケーションのかたちをつくりだした。
related link:
https://atelier.muji.com/jp/exhibition/1252/
ATELIER MUJI Exhibit of Food Templates – DASHI
Location : Tokyo, Japan
Principale use : Exhibition
Category : Exhibition design
Organizer : MUJI / ATELIER MUJI
Production : Mandai Architects
Supervisor : Ayao Okumura
Graphic design : Shogo Kishino 6D
Construction area : 65 sq.m
Material : carbon fiber reinforced plastic / aviation wooden veneer